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National League Championship 2024 Grand Finals 01/12/2024 ニュージーランドサッカーリーグ優勝決定戦 

Mamoru

National League Championship 2024 Grand Finals

各地域リーグを勝ち抜いたチームにより行われるNational League Championship

※各地域リーグに関してはこちら → 男子リーグ : 女子リーグ

National League Championshipの上位2チームにより行われるのが、この日行われた

Grand Finalです。ニュージーランドのトップを決める大きな試合を観戦してきました








  女子リーグ決勝 2024 Auckland United vs Waterside Karori

Auckland UnitedはKate Sheppard Cupを制すなど、今年はタイトルを総なめしており、Championshipも負けなしで1位の座をキープしてきました。中盤に日本人のYume Harashima選手が攻守において要になっているチームです。

Wasterside KaroriはCENTRAL LEAGUEを2位で通過後、National Leagueの初戦でAuckland Unitedと対戦し1-1で引き分けるなど攻守のバランスのとれたチーム。


さて、試合は開始早々2分にUnited16歳のPia Vlokがペナルティーエリア外からシュートを放ちキーパーがキャッチしきれずにそのままゴール。前日からの雨と女子の試合では小雨もありKaroriにとっては痛い失点となってしまった。

その後、前半12分UnitedはキーパーへのバックパスをつめていたCharlotte Rocheがキーパーのキックをブロックして、そのままゴールへ貴重な追加点を決め、Unitedペースに持ち込みました。

Unitedが優勢のまま後半に入り、後半52分にもCharlotte Rocheがこぼれ球をしっかり押しこみ3-0に。

反撃したいKaroriはその1分後にコーナーキックのチャンスからNikki Furukawaが得点3-1に。FWのPollock、MFのStarrにNikkiを中心に攻撃を組立ましたが、Unitedの守備を崩しきれずにそのまま試合終了。

Auckland Unitedは今年Kate Sheppard Cup, OFC Women’s Champions League, NRFL Women’s Premiershipと4つのタイトルを総なめする強さを魅せました

この試合のMVPはPia Vlok(Auckland United)

この大会の得点王はこの試合2得点のCharlotte Roche(Auckland United)が手にしました

















*Facebook "New Zealand Football"より

  男子リーグ決勝 2024 Auckland City vs Birkenhead United

Auckland CityはChatham Cup(日本の天皇杯のような大会)で準優勝など、今年も安定した強さを披露し、2025Fifaクラブワールドカップにも出場を決めています。

Birkenhead UnitedはNorthen Leagueでぎりぎりの4位通過だったものの、National Leagueでは1位になり調子を上げてきて、この決勝戦に臨みました。


会場には5000人ほどの観客が応援に訪れましたが、特にBirkenheadの応援の方が多く感じられるほど鳴り物や声援がすごく、試合開始から流れをつかもうとしていました。

ただAuckland Cityはディフェンスの真ん中に背の高い選手を置き、さらにRBにはJ2でもプレーされたYuki Aizu選手が安定した守備を披露する中、徐々に試合のペースを握りはじめていました。しかし、Birkenheadが奪ったボールを右サイドに渡し、守備が整う前にアーリークロスをあげ、センターバックの間に走りこんでいたFWのPattersonが飛び込みながらヘッド。見事にゴールに入りBirkenheadが先制。

前半終了まで両者シュートチャンスがあるものの決めきれずにいました。

前半終了間近44分に右サイドを切れ込んだAuckland CityのGouldが中に折り返したボールを下がってきたDFがそのままゴールに押しこんでしまいOGで同点に。Birkenheadにとっては、残り僅かなの中悔しい失点になりました。

この得点を気にAuckland Cityは後半も幾度となく攻撃を仕掛け、攻撃的な選手も交代しながらチャンスをうかがっていました。Kentaro Ozaki選手も後半途中出場し、左サイドより逆転を狙い攻撃参加し、何度もチャンスを生み出していました。

後半80分にBirkenheadのハンドがあり、Auckland CityがPKを獲得しました。主審が副審に確認後、手ではなく肩にあたった判定にかわりPKはなくなりました。ニュージーランドリーグでVARはないので、副審に確認にいきましたが、副審も会場にある大きな画面でのリプレイを見ての判断だったように思えます。(違うかった副審の方すみあせんw)

そのまま両者ゴール奪えず延長戦へ。

両者必死の攻防の中、雨のあがり日差しがきついこともあり、フル出場している選手の、足への疲労が目にとまりました。

その中でも攻撃面で後半に交代を駆使していたAuckland Cityの交代選手が継続して攻め続け、延長後半にAngus Kilkollyが右サイドから見方も使いながら攻め込み決勝ゴールを決めました。

Auckland Cityは同じ会場で9月に行われて敗れたChatham Cupの屈辱を見事にはらしました

この試合のMVPはMario Ilich(Auckland City)


















                

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