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商業物件(commercial lease) と居住物件(residential tenancy)のリース契約の条件


ニュージーランド不動産仲介業者
ニュージーランド不動産

基本的な契約の種類と法律の違い


商業物件(Commercial lease)

居住物件(Residential tenancy)

法律

特定の標準法はないが、**ADLS lease(標準契約書)**や Property Law Act を基に個別契約

Residential Tenancies Act 1986 によって厳しく規定

契約自由度

高い(家主とテナントで自由に条件設定)

法律により借主保護の規定あり(例: notice period, 家賃上限など)



 支払う費用の違い


商業物件

居住物件

固定資産税(rates)

通常テナント負担

オーナー負担(家賃に含まれる)

建物保険料

通常テナント負担(オーナーが契約→テナントに請求)

オーナー負担

共益費・修繕費

テナント負担(特に triple net lease)

通常オーナー負担(借主は通常負担なし)

管理費

テナント負担あり

通常なし

*上記は基本的な例になります。



 家賃の調整方法


商業物件

居住物件

家賃改定

CPI連動、マーケットレビュー、固定率など

年に1回まで(Residential Tenancies Act)

 まとめ

  • 商業リースは「rates や保険料など多くのコストをテナントが負担する」のが基本。

  • 居住リースは法律でオーナーの負担が大きく決められており、借主保護が強い。

  • 商業リースは契約内容の自由度が高く、個別交渉が重要なってきます



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